日阪は1941年に創業された大阪市北区に本社のある産業機械メーカーで、1953年には日本国内で初めてプレート式熱交換器を開発したパイオニアとして知られています。熱交換器は温かい流体から冷たい流体に熱を移動させる装置で、様々なタイプが存在します。特にプレート式熱交換器は軽量かつコンパクトで伝熱性能が非常に優れているため、様々な産業で必要とされています。主に海外から輸入されていたプレート式熱交換器の国産化に初めて成功したのが日阪であり、長年にわたって優れた製品を提供し続けてきました。

日阪の主力製品であるプレート式熱交換器には、ブレージング式とガスケット式の2種類が存在します。いずれも複雑な形状の薄板を使って伝熱性能を高めてある点では同じで、高温と低温の流体が交互に重ねたプレート間を流れて熱交換を行います。プレート式熱交換器は伝熱性能が優れているため、高温側に入口温度と低温側の出口温度を1度差まで近付けることが可能です。わずかな温度差も最大限に活用できるというメリットがありますが、使い続けていると内部でスケールが溜まるので定期的なメンテナンスが必要です。

水中にはカルシウムやシリカなどの無機塩類が含まれており、熱交換器を使い続けていると次第に蓄積して性能低下や故障を引き起こします。ブレージング式は分解できないためメンテナンスが困難ですが、ガスケット式は分解可能なので容易です。日阪は顧客のサポートにも力を入れており、プレート式熱交換器には引取りメンテナンスサービスがあります。オプションも豊富で無開放洗浄や現場での性能測定などにより、予防保全を図ることができます。

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